てんかんガイドライン

てんかんガイドラインとは、てんかん学の進歩向上を図ることを目的として、医師を中心に設立された学術団体から配信されているてんかんについてのガイドラインです。当サイトではてんかんガイドラインやてんかんについての情報を随時お届けしていきます。

てんかんガイドラインとは?

てんかんガイドラインとは、一般社団法人となっている日本てんかん協会が、内部に専門の医師らからなる作成委員会を置いて協議したうえで作成した、てんかんの診断、治療、手術適応、治療終結のめやすなどに関する、一連のガイドラインのことを指しています。てんかんというのは、脳内にある神経細胞が異常な興奮状態を呈することによって、その人の意識に影響が及んだり、発作がおきたりする病気で、一般に考えられているよりも、かなり高い頻度で発現するものであり、難治性のものもある反面、成人になれば自然消滅するような軽度なものまであります。また、症状的には類似するような別の病気なども多く、たとえば小児であれば熱性けいれん、チック、かんしゃく、低血糖による代謝性障害などと、成人であれば単なる失神や脳卒中、不整脈発作などが誤診されやすいということができます。なかには転換性障害のように読み方までまぎらわしいものもありますので、一般の人にとっても、医療従事者にとっても、病気の見極めというのはきわめてたいせつなことであるといえます。
さらに、単にてんかんというだけでは、症状なども千差万別といえるため、発作のタイプに応じた部分発作、全身発作という分類や、原因に応じた症候性、特発性といった分類に応じて、正しい治療方針を確立するということも不可欠となります。
こうした状況に対応するためにできたマニュアルには、実にさまざまなものがありますが、たとえば診断に関するマニュアルであれば、診断すべき人は誰かということからはじまり、脳波の診断、MRIまたはCTによる神経画像検査の必要性、診断の手順などといったことがらが、それぞれの事項の解説入りで記載されています。

小児のてんかんの治療法方

小児期に発症するてんかんは一般に小児てんかんと呼ばれていますが、この病気は適切な治療を受ければ発作が起きることなく過ごすことができ、症状によっては成人を迎えるまでに完全に治すことができます。
小児てんかんの治療において最もよく用いられる方法は、成人に対する治療の時と同様に抗てんかん薬を用いた薬物療法です。日本で抗てんかん薬として用いられている医薬品は10種類以上あり、起こっている症状に最も合うもののうち、最も副作用が起きる可能性が低いものが優先して選ばれる傾向にあります。小児は身長がどんどん伸び、体重もどんどん重くなっていくため、治療にあたる医師も体重と血中濃度を測定しながら用法と用量を決めて、患者に対して服薬指導を行います。
一方、複数の抗てんかん薬を服用しても発作がとまらない状態が長期間続く場合や、検査などによっててんかんの焦点が判明しているなど場合では、症状が起こる原因となっている部分を切除する手術を行って症状の改善を目指す方法がとられることがあります。薬物療法で治療しにくい症状が出ている場合は、食事療法が選択されることがあります。てんかんの食事療法として代表的なものにはケトン食療法があります。これは、糖や炭水化物の摂取量を減らし、脂肪の摂取量を増やすことによって、体内でケトン体の産生を促す方法です。ケトン体がなぜ治療に有効なのか、そのメカニズムは未解明な部分が多いですが、実験により発作の頻度が下がる効果が確認されていることから、欧米では治療方法として広まっています。ただし、この療法は脂肪中心の食事に偏ることから、身体の成長がすすんでいく小児期に実施する場合には、医師に加えて栄養士からの指導も入った上で行われます。

てんかんで注意しなけらばいけないこと

てんかんという病気は数百人に1人という割合で発症する病気で実はそれほど珍しいものではありません。ただそのほとんどが乳幼児期に発症することが多いのです。てんかんの症状の特長は突然意識を失ってしまうことと、場合によっては全身が硬直して体が震えてしまうような症状があらわれ、発作を繰り返してしまうのです。この原因として考えられているものは脳の障害です。それは脳炎や脳出血、脳梗塞や脳に影響を及ぼす低酸素、仮死状態、頭を強打してしまうなどの外傷で発症することが多いのです。ただ原因がわからないてんかんもあります。やはりてんかんで注意しなければならないことはいつ発作を起こすかわからないということです。それと発作を起こした場合になかなか意識が戻らない場合など脳へのダメージが大きく、記憶などにも障害が出る場合があります。また高齢者も発症することがありますが、物忘れがひどくなるなどの症状もみとめられています。いつ発作を起こすかわからないということで、生活にも影響が出てしまうことになります。日常の生活においても例えばお風呂に入っているときに発作を起こすと危険なので注意が必要です。そのためてんかんの症状が現われた場合は早く脳神経外科などの専門医に行って診察を受けることです。治療の方法としてはまず発作を起こさないように薬でコントロールすることが大切です。医師はけいれんの種類や発作の頻度などから薬の種類や量を見極めますので、詳しく報告するといいです。ただ自分では覚えていないことがほとんどです、現場を確認した人から状況を聞いて、医師に伝えることです。そのうえできちんと薬を飲み続けることと、ストレスをためない睡眠を十分にとるなど体のケアを行うことも大切です。

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